交通事故|症状固定と告げられたら?
投稿日|2016.3.23
◆「症状固定」
これ以上治療をしてもその傷病の症状回復・改善の期待ができなくなった状態を言います。
残ってしまった症状が「後遺障害」となります。
症状固定の診断を受けると治療期間が終了したものとして扱われますので、
賠償の範囲も確定し、それ以降の治療費や休業損害などの支払いは原則として受けられなくなります。
◆保険会社からの「そろそろ症状固定してください」
むちうちや腰椎捻挫など、外形的な所見が見えにくく、治療が長期に及ぶ怪我の場合
など単に治療費打ち切りの意味で言われる場合があります。
症状固定は、患者の訴えや症状等を診て、あくまで医師が医学的に判断するものです。
その時期を保険会社が強制できるものでは本当はありません。
◆医師からの「症状固定」
まだ痛みが残っていて治療効果がまだあるという実感があれば、その旨
医師に伝えましょう。
自分の症状は自分がよくわかるので、主治医と十分に相談して判断することが大切です。
病院。整形外科の主治医には、今後のことも含めて詳しい説明を求めましょう。
整形外科で症状があまり改善されない場合は当院との治療リハビリと併用する
ことが可能です。お気軽にご相談ください。
プロローグ~交通事故に遭ったら
第一話~交通事故の流れ
第二話~初期に気づかないムチウチ
第三話~ムチウチとは?
第四話~ムチウチのこんな症状
第五話~病院と整骨院の違い
第六話~慰謝料・通院費
第七話~加害者・自損事故
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