おゆみ野|交通事故|示談交渉のすすめ方

投稿日|2016.4.16

◆示談とは?

交通事故の解決=損害賠償金の問題を解決することです。

当事者が話し合いで賠償責任の有無やその金額、支払方法などを決めます。

交通事故のほとんどが示談で解決されます。

◆示談交渉の相手

一般的に、加害者の代理として保険会社の交渉担当者が示談にあたります。

加害者(保険会社)側から、支払うことの出来る賠償額を先に提示

してくることがほとんどです。

保険会社も営利団体ですので、自賠責保険の枠内でおさまる

金額や、その会社の基準によるシビアな金額を出してきます。

提示された賠償額に納得できなければ、示談成立に向けて交渉が続けられる

ことになります。また、加害者の勤務先の事故担当者が交渉にあたる場合

もあります。

いわゆる「示談屋、事件屋」と呼ばれる人がでてくるケースも

ありますが、本当に示談交渉を行う代理権があるのか、加害者自身

の委任状を持っているのかを確認することも大切です。

◆示談は急がない

人身事故の場合は、示談を開始する時期は特に慎重にならなければなりません。

一度示談成立すると、原則やり直しはできなくなります。

(示談時には予期せぬ症状が生じたりする場合、示談により

一旦は請求権の放棄を認めていても、再度請求することは可能なので

諦める必要はありません)

交渉を始めるのは損害が確定してから、つまり、ケガが完治するか

症状が固定してからにするべきです。

加害者に刑事責任が問われる場合には、刑を軽くしたり

情状酌量を得るために、示談成立をせかしてくることもありますが、

応じる必要はありません。

また、治療費等の不足で困った場合にも、自賠責保険の仮渡金制度利用すれば、

賠償金を得るために示談交渉成立を急がなくてもすみます。

◆示談の成立

当事者間で示談が成立すると、「示談書」を作成します。

(その後、保険請求する場合に必要な書類です。)

交渉に不慣れで自分の言い分をうまく伝えられなかったり、わからないことがあれば、

相談機関を利用して、弁護士などの専門家に手助けしてもらうようにしましょう。

示談がまとまらなかった場合、裁判所の手を借りて調停・訴訟などで解決することになります。

 

プロローグ~交通事故に遭ったら

第一話~交通事故の流れ

第二話~初期に気づかないムチウチ

第三話~ムチウチとは?

第四話~ムチウチのこんな症状

第五話~病院と整骨院の違い

第六話~慰謝料・通院費

第七話~加害者・自損事故

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